設備紹介

医院風景

受付・待合室

受付スタッフは、飼い主様に様子をお聞きしながら、動物の様子をしっかり獣医師に伝えるという役目を担っています。また患者さまの情報はコンピューターで管理されており、お待たせすることなくすぐにカルテ情報を検索できます。

待合室では、動物に関する資料や絵本などを自由に閲覧していただけます。また一般食やシャンプー・デンタルケア商品も手に取ってご覧いただけます。

診察室

当院には3つの診察室があります。診察は、飼い主様から色々なお話を伺いながら、基本的な体重のチェック、検温から始まって、より具体的な診断へと進んでいきます。病気の説明、治療など、インフォームド・コンセントの手法にのっとり、飼い主様の納得のいく診察・治療を目指しております。

外の待合エリア

院内の苦手なワンちゃん達や、混雑時に外でお待ちいただけるスペースを病院裏の第2・第3駐車場側にもご用意しております。水飲み用の洗浄済み食器もご用意しておりますのでご利用ください。

サロン・トリミング室

動物たちが清潔で、快適に暮らしていくために、トリミングをおこなっております。
シャンプー前には獣医師と共にチェックし、身体への影響がないかを十分に確認します。皮膚の状態・耳・目・足先の病気やノミ・ダニ寄生の発見効果もあり、愛犬の健康管理や病気の早期発見、早期治療にも役立ちます。

入院室

犬用と猫用、別々の3部屋に常時水洗いと消毒ができるステンレス製の入院用ケージユニットが完備されてます。ケージサイズは小さな子から大型犬まで入れるものが設置されており、最大28頭の動物の入院と預かりに対応できます。空気清浄機常時稼動ですので、清潔な空調状態も保たれています。(ワクチン未接種の場合は、お預かりできませんのでご了承ください。)

処方食ストックヤード

病気の種類や健康状態によっては、食事療法が必要になる場合があります。通常食とは異なる、病気の治療時や健康管理のための処方食を常時保管しています。

手術室

全身麻酔に用いるガス麻酔器を中心に、人工呼吸器、生体モニターなど麻酔下における安全を最優先した設備を備えております。 

ICU(集中治療室)

病院の中心に重症の患者さんを収容するICU(集中治療室)を設置して常にスタッフの目が届くようにしています。

ICUは酸素管理と温度管理ができる装置で重度の循環器・呼吸器疾患はもちろん手術の前後に入って集中治療を行います

検査エリア

どこに原因があるのかを把握するために、また健康状態を調べるためには検査が必要です。治療処置や手術の前にも全身の状態を把握するために不可欠です。血液・細胞・尿・糞便検査などに使用する各種検査機器、検査用顕微鏡など高度な検査機器を完備しています。

処置スペース

処置台は、口腔内処置・薬浴・外科処置などを行います。
処置室内にも全身麻酔装置を完備してます。

設備の紹介

  • 超音波画像診断装置

    痛みをあたえず、内臓の状態を見ることができます。心臓の動きもリアルタイムでわかることが利点で、血液の流れをカラー表示できる機能もあります。

  • FCR(デジタルレントゲン診断システム)

    以前のレントゲンがデジタル化され、細部までコンピューター上で拡大が可能。現像スピードも以前より早くなり、待ち時間が少なくなりました。
    廃液が出ないので環境にもやさしい診断装置です。

  • 電子内視鏡

    食道・胃内の異物採取や、消化管の炎症、腫瘍などの情報を得ることができます。全身麻酔下での検査・処置となります。

  • アルファビーム(赤外線治療器)

    動物用の赤外線治療器です。
    照射された近赤外線による温熱効果で、関節炎や椎間板ヘルニア疾患の疼痛緩和の治療などに効果的です。
    当院では、椎間板ヘルニアの手術後のリハビリに効果を上げています。

  • スリットランプ

    検眼用の機器です。眼の中の組織をスリット光を利用し、拡大して観察し、眼球断面の詳細な状態を調べます。

  • エンシールシステム

    糸を使わずに、高周波電流を利用して血管や組織を癒合(シーリング)して切り離す機器です。この機器を用いることで体内に残す縫合糸を最小限にすることができます。

  • 動物用超音波手術器(ソノキュア)

    ソノキュアは、超音波領域の周波数で金属チップを振動させ、目的部位を破砕、乳化・吸引、さらに骨の切削などの手術が行えます。その際に血管や神経などの弾力性に富んだ組織を選択的に温存できるため、患畜へのダメージを最小限に迎えることが可能です。

  • 眼底カメラ(クリアビュー)

    網膜などの眼底疾患を調べる為には、眼底検査を行う必要があります。
    また、眼底の映像を撮影・記録できるので、実際に飼い主様に画像をお見せしながら説明して、ご理解いただく為にも役立ちます。

  • ネブライザー

    ネブライザー(噴霧器)によって発生させた水蒸気を吸収させることによって、気道の深部(気管~気管支~肺)まで加湿する治療のことです。
    主にぜんそくや気管支炎、肺炎などで咳がでる場合の治療として行います。

その他の医療機器

半導体レーザー・電気メス・歯科用超音波スケーラー・心電図・電解質測定装置・遠心機・自動血球計算機・血液生化学検査機・尿検査自動分析器・犬用体脂肪計