わんにゃんドックのご案内

近年、ワンちゃん、ネコちゃんもだんだんと長寿になってきています。しかし年齢を重ねる事で、今までより心臓や腎臓などの臓器に様々な異常が出てくるようになっています。また、飼い主様の病気に対する関心・意識の高まりもあり、定期的な健康診断の重要性が高まっております。
当院では、人間ドックのように各検査を同時におこなう事で、総合的な健康診断ができるようなコースをご用意しております。 簡単コースをのぞき、完全予約制、日中お預かりとさせて頂きます。
検査内容
一般身体検査 | 視診、触診、聴診、体温測定、体重測定、姿勢、歩様の異常がないか調べます。 |
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超音波検査 | レントゲンでは確認しにくい心臓や腹部臓器の内部の形態について調べます。 |
尿検査 | 試験紙検査 尿のPH、比重、色調、潜血、蛋白、ケトン、ビリルビン等について調べます。 顕微鏡検査 尿の中に含まれている細胞を調べることにより、主に泌尿器の炎症、感染、障害の有無について調べます。 |
血液検査 | 血、脱水、感染、内臓疾患の有無や脂質代謝異常がないか等を調べます。 貧血液学検査 赤血球、白血球、血小板の状態 血液生化学検査 GOT、GPT、ALP、BUN、CRE、TP、ALB、GLU、Ca、TCHO、TG |
糞便検査 | 寄生虫の有無や腸内細菌の状態について調べます。 |
体脂肪検査 | 体脂肪率を測定することにより肥満の有無とその程度について調べます。 |
眼圧測定 | 眼球内圧(眼圧)を測定する検査です。 緑内障などの目の病気を調べることができます。 |
眼底検査 | 網膜の状態を検査します。 |
コースのご案内
コース名 | 検査内容 | 料金 |
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Aコース | 一般身体検査・血液検査・尿検査・糞便検査 | ¥9,790(税込) |
Bコース | 一般身体検査・血液検査・尿検査・糞便検査・血圧検査・レントゲン検査(胸部および腹部)・腹部超音波検査・眼圧測定・眼底検査 | ¥20,790(税込) |
※検査結果によってはさらに精密検査が必要になる場合があります。
※暴れたり緊張したりなどでストレスが強い場合には、実施できないことがあります。
※超音波検査の際、動物の毛質・毛量によっては毛刈りをさせて頂くことがあります。
※ネコちゃんの場合、必要に応じて爪を切らせて頂くことがあります。
※別途の検査・診察・治療などのご希望がありましたら、ご予約の際にお申し出下さい。

ワンちゃんネコちゃんは7歳を超えるとシニア期(高齢期)に入ります。犬・猫の寿命は、人間と比べて短く、老化の速度も人間の4~5倍といわれています。
老犬・老猫の病気は、慢性かつ潜行性のものが多いので、私達がほんのわずかの兆候に気付くまでにも、何ヶ月もしくは何年も存在してしまいます。病気ではありませんが、加齢は、疾病(ガン、急性腎不全、心内膜症など)の進行に対して、危険因子となります。
早期発見・早期治療
症状が悪化する前に発見し治療をはじめることができれば、症状の進行を遅らせることが可能です。見つけた時の症状が軽ければ軽いほど、それだけ悪い状態になるのを遅らせることができます。
病気を早く発見するには飼い主さんの注意深い観察力と定期的な健康診断を受けることが大切です。

オプション検査
オプションで検査を追加できます。
オプション | 検査内容 | 料金 |
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心臓超音波検査 | 犬…心臓に雑音が認められた場合や胸部レントゲンにて心拡大が認められた場合には検査をお勧めします。 猫…聴診上異常がない場合や若齢の場合でも心臓病をもっていることがありますので、検査をお勧めします。 |
¥6,930(税込) |
アレルギー検査 | アレルギーの有無とその原因物質を調べることにより食餌の内容や飼育環境の改善点および治療方針についてご説明致します。 (IgE検査、アレルギー強度検査、リンパ球反応検査) |
¥13,200~¥45,100(税込) |
猫白血病および猫免疫不全ウイルス感染症 | どちらも発症すると治療が難しい病気です。保護猫や外に出る猫および多頭飼育の場合は検査をお勧めします。 | ¥4,070~(税込) |
※ 検査内容に関して御不明な点がございましたら遠慮なく獣医師にお尋ね下さい。
わんにゃんドックの
流れと注意事項
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① ご予約をお取りください。また、ご予約時に希望コースをお伝えください。
日、祝祭日を除いた平日の予約受付になります。
受診を希望される方は1週間前までにご予約下さい。
また、オプションで追加検査を希望される場合はご予約時にお申し付けください。 -
② 採尿器を受け取りにご来院ください。
当日、検査に使用する尿はご持参頂きますようお願いいたします。尿は当日の朝にした新鮮なものを採取してください。
※ご自宅で採尿が困難な場合には当院での採尿も可能ですので、その際は排尿をさせずご来院ください。(採尿は別途料金) -
③ 前日の夜9時以降、食餌を与えないで下さい。(検査に影響がでるため)
お水は与えて頂いて構いません。
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④ 当日は朝10時までにご来院下さい。
当日の朝も食餌は控えてください。少量のお水は与えて頂いて構いません。
当日の朝にした新鮮な便・尿をお忘れなくご持参下さい。
お預かりをさせて頂き、お預かり中に検査を実施します。
動物が暴れたり緊張したりなどでストレスが強い場合には、検査を中止することがあります。
お預かりの際は、当日必ず連絡のつく緊急連絡先を教えて頂きますようお願い致します -
⑤ 当日のお迎えは夕方4時以降 (午後の受付時間内)にいらしてください。
検査の内容によりお迎え時間は多少前後します。お預けの際に獣医師にご確認ください。
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⑥ 検査結果はお迎え時または後日郵送させて頂きます。
外部の検査センターに依頼する検査などで、検査に時間を要するものにつきましては、
後日改めてご連絡いたします。
登録のご住所に変更がある場合は事前にお知らせください。