Diseases

各種疾患

内科

タンパク喪失性腸症

どんな病気?

消化管粘膜から蛋白成分が漏れだし、全身の低蛋白血症を起こす病気です。原因には、腸の炎症やリンパ管の拡張、腫瘍などが挙げられます。

どんな症状?

慢性下痢などの消化器症状、おなかが膨れたり(腹水の貯留)、四肢のむくみなどの症状が典型的です。消化器症状を全く伴わない場合もあるので注意が必要です。犬種としてはヨーキーに多く認められますが、どの犬種でも起こる可能性があります。

治療法は?

低脂肪フードなど治療用の食事へ切り替えます。また、投薬を併用することもあります。腫瘍を除外診断するためには、内視鏡検査が有用です。

また、腎臓、心臓、肝臓の疾患、あるいは栄養状態によっても同じような状態が起こることがあるので、治療をする上ではそれらの原因の鑑別が大切です。

予防は?

残念ながら確実な予防法はないため、「早期発見・早期治療」が何より大切です。 下痢が起こったときは「いつものこと」と様子を見すぎず、長引く前に治療を始めましょう。もし一般的な治療で改善が見られない場合には、体への負担が少なく多くの情報が得られる血液検査や超音波検査などを行い、隠れた病気がないか早めにチェックすることをおすすめします。

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